デンデレラ
一週間書かなかっただけでもう文章の書き方を忘れている。
こまめに日記をつけるようにしたいのだが、如何せん無い袖は振れない。取り立てて書き留めることのない平坦な日々を過ごしてきたツケだ。
せめて最近色々買った本やCDについて何かしらの感想を書こうと思ったけれど、うまく整理できなくて断念。
今になって思うが、短期間で本やCDを大量に買う時というのは大抵何かに行き詰っている時だ。恐らく今自分は行き詰っているのだろう。これは食事を始めてからようやく自分の腹が空いていたことに気付くような感じ。そしてこれは回りくどい上に的外れな例えだ。
暑くなってくると頭が働かない。だからといって寒い時に頭を使ってるわけでもなくて、その事実が本当に自らを憂鬱にさせて目の下まで泥に浸かっている気分。
この間、電車で席を譲った老婆が降りる時にわざわざ「サンキュー!」と言いにきてくれた。
目の前に突っ立ってると気まずいから、結構離れたところで立っていたのに。あんなにも朗らかに。
東京も捨てたものではない。