やよい

朝、珈琲、昨日の残りのオールドファッション。やはり普通のオールドファッションより甘い。甘いものは嫌いではないが、酸味や苦味のないシンプルな砂糖の甘さは苦手だ。忸怩たる思いを胸に出立。

夜、帰り道。傘を差さないで済む程度の小雨。凹凸のない綺麗に均されたアスファルトの上に散らばった微小の水滴たちが弱弱しい街燈の光を撹拌して、夜空よりも宝石のよう。遠回りしてやよい軒、鯖の味噌煮。鈍く輝くダイアのような白飯を、アクアマリンの鯖を、琥珀色の味噌でいただく。ラグジュアリーの夜。

含羞に頬を染めて帰宅。