Your song ends (with me)

七月の末日。人間は誰しも、疲れて歩く夜の路地裏で機嫌よく鼻歌を口ずさむ人に行き会って、お互い闇雲に気まずい気持ちになるという運命から決して逃れることが出来ない。それはこの世に生を授かったその瞬間から、予め自分にかけていた呪いだ。だから赤ん坊は皆、生まれながらにして泣いている。何かがおかしいと。不思議なる生命。

さっきまであんなに軽やかに鳴っていた誰かの明るい歌声が、自分の存在のせいで重力を残し消えてしまう。羽ばたいていた感情は瞬く間に固く閉ざされてしまう。それは蝋燭の灯りだけで育った美しい植物を、白日の下に引き摺りだして枯らせてしまったかのような罪悪感。胸に墨が落ちる。その色。まるで無自覚に触れるもの全て傷付けてしまう哀れな怪物。呼ばれていない誕生日会にのこのこ現れたひょうきんな男。デフォルトが大盛りの食堂。そういう名前で呼んでください。どうでもいい気分なんだ。

 

 昨日までとは打って変わって今日は太陽が強い光。寒暖差で風邪をひいた。

 

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