6、7月

6月は雨が多くて祝日が無いから本当に憂鬱だと思っていたけど、気が付いたらいつの間にか6月が終わっていてラッキー。

この調子で酷暑の夏もいつの間にか終わっていると尚良い。

 

時短営業でもテレワークでもないのに体が勝手に自粛太りめいてきたため、一念発起してジムに通い始めた。体を動かすことそれ自体に全く楽しさを見いだせやしないが、翌日筋肉が張っている感覚が心地よくてなんとか細々と続けている。運動中はもっぱらstand.fmやGERA、ラジオクラウドなどで芸人のラジオを聴いていて、今はとりわけママタルトに夢中だ。最初、ひわちゃんの喋り方はラジオに向いて無さすぎるだろと思っていたけど、6月が終わるみたいに、気が付いたらいつの間にか好きになっていた。最近だと「シュレディンガーのお母さん」の話が印象深いが長くなるので割愛。とにかくママタルトのラジオは本人たちがとても楽しそうなので、良い。

 

学生時代の友人から連絡が来てイベントに出る方で誘われる。会場は東京から8時間くらいかかるし、日程も仕事の忙しい時期で休みとれるかも微妙だし、楽器なんて十年近く触ってないしで、断る理由しか無いくせに、懐かしさだけでバランスとって「行けたら行く」とか言ってお茶濁す。絶対しんどいし行きたくないけど会いたい気持ちもうんとあるからどっちにだって進めないでいる。

 

暑くなってきたので髪を切りに行ったら、店内のテレビではオリンピックが流れていた。当たり前のような流れでオリンピックの話題を振られたので、家にはテレビが無いこと、でもNHK受信料は払い続けているということを、ウケると思って話したけど普通に引かれてしまった。真っ当な社会人ならば公共性のある話題はちゃんと抑えていないといけない。と、帰り道に中野のタコシェでUT(UFO手帖)を買ってから思う。仕上げ際、美容師さんに「マスクでグチャっとなっちゃうから、もみあげは短めにしておきますね」と言われて、ここにきて初めてコロナ時代のデティールに触わった気がした。

十年後とか二十年後に、マスクやトイレットペーパーが売り切れたこととか色んな娯楽が潰れたことじゃなくて、もみあげを短めにしていたことを話せたらうれしい。

 

 

 


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