ねずみ色

 人と話すことは素晴らしいな、全く。少なくともその間だけは顔だけは、笑っていられるものだからな。

 

何度でもそうしてくれと思いながらも、早く終わることを待ち侘びている。音楽の代わりに時間が流れていて砂時計の下。落ちてくる砂と吐き出した泥にいずれ頭まで覆われてしまう。その未来は易しい。

 

 

夢の ような 光